2010年6月28日

僕の世界を変えたボランティア経験 Part 2

ゴミ捨て場で刺激を受けた初日から2週間半僕たちはグアテマラで暮らし、いろいろな人に出会って、様々なことを経験して、汗と涙のボランティア活動を した。この経験は僕たちが持っていた小さい世界観を崩した。3年前(1996)にやっと終わった14年間の内乱を生き延びた国民たちが一生懸命生きて いる姿と、どんな不利な状況を乗り越える志を持った人々の印象は目と心に刻まれた。僕の世界観は変わった。

どのように変わったというと:

1:Part 1に書いたように、どんなに時間がかかっても、どんなに損することがあっても、他人、特に子供と関わり、良い影響を与えようとする覚悟と志を得た。でも、覚悟と言って も、恵まれた環境で育った人間が持つような生易しい覚悟ではない。もちろん恵まれた環境で生きてても皆苦労するし、悪いこともある。それを軽く見ない。でも、平和な日 々を過ごしている僕たちの欲望の達成邪魔するものと、世界の大半の人の生活を脅かすものとでは、格が違う。

世界では、今週はいつ食べられるのかと悩む人たち、今 日買い物に行くとテロの爆弾で死ぬかもと恐れるイラク人。今日の一日が最後かもしれない状況で必死に生きようとする人たち。この人たちは死ぬ覚悟で一生 懸命生き延びようと戦っている。

グアテマラの人たちもこの覚悟で生きていた。それに比べると僕の覚悟は弱いなと思った。そして、自分の弱 い覚悟をグアテマラで捨てて、恵まれた、平和な生活に戻っても、グアテマラの人たちの覚悟を心に刻み、一生懸命その覚悟に応じるように生きるようと 決心した。それからの11年間は成功したときより失敗したときの方が多いかもしれないけど、僕は諦めず毎日一生懸命戦っている。

続きは後 ほど

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