2010年6月11日

言語習得 Final Part

このトピックの最後として3つの理由を調べたいとおもいます。

最初は外国語習得の目的。簡単に言うと「どうして日本では英語を勉強しなくてはならないのか?」日本の政府によると、日本や日本人をもっと国際的にする為だと言います。でも、これは本当ですか?3年間日本で英語を教えてきまあしたが、僕はそう思いません。いくつかの理由があります。

最初に、国際的と言っても日本は外国をひとまとめに考えています。道で外国人を見るとアメリカ人かイギリス人かオストラリア人だと思うのが普通だと思います。その上、絶対英語を話せると思ってしまいます。これは勘違いです。世界ではたくさんの国で英語が話されているけど英語が話されていない国もたくさんあります。しかし、日本での外国語教育は英語おみなので、生徒は外国人が英語しか話さないものだと思い込んでしまいます。

次に、国際的化させるためには国際交流が必要であるにもかかわらずで、日本の英語教育は会話能力を重視していません。でも国際交流を行うには、お互いを分かり合わなければいけなません。その為には、お互いが話し合わなければいけません。お互いの文化や生活の共通点や相違点を分かち合う為には会話が必要です。でも今の日本の英語教育では、生徒は話せるようにはなりません。



3つ目、今の日本では英語教育は、単なる大学に入るための道具でしかありません。英語教育はほとんど大学受験が目的で、日常の生活や社会に出た後はほとんど役に立たない。工業や商業高校では大学受験ではなく就職の目標で英語を教えている学校もあります。

4つめとしてですが、外国語教育が外から押しつけられたので仕方なくやる物だと考えている人が多いです。ある英語の先生は、日本がアメリカに戦争を負けたから英語を習いますと言いました。僕はそれを聞いてとても驚きました。この考えは間違ってると思いますけど、多分こう考えてる人たちも結構いると思います。

まとめますと、「外国語教育は、必要じゃないけど、他人から押し付けられたからしかたなくやるんだ」という考えが英語習得の障害となっていると思います。英語を習得できる生徒は、自分自身で興味を持ち英語を習う動機を自分自身の中にもてるものです。

最後の2つの理由は英語の教え方と授業中の生徒の態度
今の学校英語教育は大学受験向けなので中学校や高校で習う英語はリスニング、文法、作文の3つのカテゴリーに分けられます。中には会話の練習などもありますが、とても少ない。特に受験生には会話の授業はほとんどなくて、主要3カテゴリーに集中します。

これを考えると日本全面の教育方針と一致しています。先生が教える事を生徒が聞いたりメモしたり頭に入れておけさえすればいいと言う考えです。これは数学や科学とか暗記することが多い科目では適切かもしれませんが、言語習得には不適切です。

赤ちゃんを見ると、これもよくわかると思います。赤ちゃんは未知な世界と接触する時はほとんど主体的です。母国語の取得も同じです。音を自分で真似して、言葉を真似して、たとえ間違っても自分で作る。それを周りの人が優しく直したりします。

外国語を習うときも同じです。英語を身に付けるためには先生じゃなくて生徒が主役となり、生徒が主体的に英語を作り出すことが必要です。これは生徒が学校で習ってきたことと正反対なので、とても難しいです。更に悪いことに、「間違ったらだめだ」と言う考えがあります。言語習得は主体的な練習と間違いの繰り返しで上達します。でも、今の日本の英語教育ではこれは行われていません。この一番大きい理由は、外国教育のもく敵が大学受験にあるからせす。

(僕はわざと英語と日本語の違いの事を話しませんでした。この違いは英語を習うのをもっと難しくすると思いますけど、その前にここで書いたことをなんとかしないと何も変わりません。)

最後にまとめると、言語習得の障害になっているのは、(1)習う動機が内的(内からわき出るもの)ではなくて、外的(外部から押し付けられるもの)であるということ、(2)生徒の態度が主体的じゃなくて受け身であるということ、(3)間違えたらいけない教育方針です。これは全部重要だと思います、でも、最初に、外国語に対する態度を変えないといけないと思います。外国語は他の国に押し付けられたものではありません. 大学受験のためのものではありません.

外国語は、異文化交流や、お互いを考え方を分かち合うための道具でしかありません。自分の世界観を広げるための道具です。この国際的な世の中では世界観が自分の国しか見えない人たちをどんどん置いざりにしていきます。僕は日本が大好きなので、こんなことが起こって欲しくないです。

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