2010年6月11日

言語習得 Part 2

前回のポストでは赤ちゃんが言語を自然に身につけるプロセスと日本の英語教育を簡単に比べました。そこで言い忘れたことがありました。

アメリカの外国語教育も日本の英語教育と似たプロセスで行われています。母国語以外の言語をナチュラルに身につけることができるのであれば、このプロセスを使うのが適切だと思います。(母国語以外を学校で習う時は、時間が限られますので自然に身に付くまで待てないと思います。特に日本やアメリカみたいに第2言語を習い始めるのが、小学校の後半や中学校に入ってからの場合は。)

日本では、最低でも8年間(小5、6から高校卒業まで) は英語を勉強します。大学でさらに習う人も多い。アメリカでは中学校で外国語を選択したら学び始めます。高校を卒業するには外国語を2年間勉強しなくてはいけません。大学を卒業するには最低同じ言語を3年間勉強しなくてはならない。でももし、高校で3年間外国語を勉強すれば大学では外国語を取らなくて良いのです。(これは一般的なアメリカの大学のことを言っています。それぞれの高校や大学でが違う可能性が大きいです。)

日本人が英語を勉強するのがアメリカで外国語を勉強する時間をはるかに超えています。それでもどうして日本人の方がアメリカの生徒に比べると外国語の習得、特に会話能力が、下手なんででしょ?

それは次のポストに書きます。

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