ボランティア活動とは基本的に人の生活を無償で手伝うことです。これは様々な形で行うことになりますすが、すべて、対象とする人たちを手伝ったり助けたりするのです。アメリカではホームレスのシェルターに行って食べ物を作って配ることができる。寄付された食べ物の倉庫に行って整理する。子供のスポーツを手伝う。もっと大きく考えると他の国に行って家を建たり、何かの援助活動をする。ボランティア活動を経験した人に聞くと、自分が手伝えたことより得たことが多かったと言うでしょう。
では、人間、特に子供にはどうしてボランティア活動が必要だと思いますか。 子供は大人ではないからできることが少ないと思いますか。僕は、それは関係ないと思います。子供はどんなに小さくても誰かを手伝えるし、助けられると思います。子供はこの経験で得られることが子供の人生に大きく影響すると思います。子供が得られることは、次も3つに大別できると思います。
1) 子供が達成感を感じる。
子供は自分にできないことが山ほどあると知っている。自分が小さいから役に立たと感じる子供もいるでしょう。家族を手伝うことも大事ですが他の人の役に立つ経験を子供に与えると、その達成感が子供に自信を与えます。子供は家族、学校、スポーツなどでこれを経験することが普通ですが、それ以外の場面では経験するでしょうか? 親として子供が自信を持てるような様々な経験を与えるべきだと思います。親や先生や監督に誉められる喜びは大切だと思いますが、他人を手伝えたことからの達成感や相手の感謝の気持ちを受ける経験はまた違うと思います。
2) 共感能力を育てる。
子供は自分が経験していないことに共感はできない。子供の感情言語(emotional language?)を育てるには様々な経験と人との触れ合いが大切です。家族や学校や趣味の活動でも、その機会があります。しかし、それは自分の日常とあまり変わらない経験です。自分の生活、学校、部活、などとは離れた人たちと触れ合う経験はない。自分の祖父母とは触れ合うけど、老人ホームに行ってそこにいるお年寄りと触れ合う機会はない。都会に住んでいる子供は農業の手伝いとかお米の収穫を手伝う経験はできるのでしょうか?子供は自分の日常生活から離れた経験が必要です。そうしないと子供の世界は身近な世界からあまり広がらない。他の子共達や、他人の気持ちを分かち合えるための経験が狭い乏しいと思います。
3)支え合う社会の大切さを知る
子供は自己中心的であり、自分の欲望を満たそうとします。それしか知らないからそうします。でも、他の人を手伝う、助けることでもう自分の欲望を満たすこだけの幸せを超えて、人の役に立つ、人を喜ばす幸せを経験できる。人生が、自分西か関心のない状態から、周りの人や社会や世界向きに少しずつ変わっていくと思います。子供達がこういう大人になれたら世界に向ってがより良く変われると信じています。
これは僕がTCKとして経験して来た人生でたどり着いた考え。ボランティアには、人の人生を変える力があります。助けられた人、助けた人、その周りで見守っている人はその経験に影響され、より良く生きて行けることは自分が見たことでもあるし、経験したことでもあります。僕の人生はこれらの経験に大きく影響されたと思います。
皆さんはボランティア活動をしたことありますか。その経験はどうでしたか。 ボランティア活動をやっている人はぜひ続けてください。経験がない人はぜひ経験してみてください。子供がいれば、一緒にできることを探してみてください。自分にも子供にもボランティアの大切さを経験で教えてください。
0 件のコメント:
コメントを投稿