2010年6月12日

教育は大変だな

"Teachers at public primary, middle and high schools in Japan have undergone more pressure than previously and the number of teachers taking sick leave for psychiatric reasons is growing each year, according to a recent survey by Japan's Education, Science and Technology Ministry." Excerpt taken from http://www.highbeam.com/doc/1P2-15980763.html.

上の英語を翻訳すると:文部科学省の2004年の調査によると:日本の小中高校でストレスや心理的な病気で休職する先生の数が毎年増えています。

これを読んだ時、僕はとても悲しかったのですが、僕の日本での短い教育経験からはっきりわかるのは、こんなことが起こるのは当たり前です。

父はアメリカの中学校で日本語の先生をやっています。僕はそのきっかけと自分で小中学校でのボランティアでシアトルの先生たちの仕事をしることができました。簡単に言うと日本で先生をやることはとても立派ですが世間が思っているより大変だと思います。

先生の仕事が教科を教えることが中心だとしたらそんなには大変だとは思いません。でも、実際は教科を教える事が中心とは言えません。中学校や高校の先生、特に担任や部活の監督の仕事は主に親の代理です。生徒の一日の半分以上の時間を学校や部活で過ごしています。部活をやっている生徒は家族と過ごす時間はとても少なくなって、逆に親との関わる時間も短は少なくなります。じゃ、子供を育てる責任はだれが負うのでしょうか? 日本では学校や先生がその責任を負っています。

だから授業の関係上、生徒の親代わりの責任も重ねられます。でもそれだけではありません。先生たちは部活の世話や様々な委員会の仕事もしなくてはならない。生徒の日常生活での生徒指導や規律もほとんど学校や担任の先生の責任になります。でも先生たちはカウンセラーではありません。教育理論や教科の専門家であるのに、大学で学んだ知識や経験が二の欠であるのがひどいだと思います。その上、大学を卒業したばかりの若い人たち、つまり自分で子供を育てた経験がないうちに、他人の子供を育てる責任を押し付けるのはどうでしょうか?また、家族がある先生たちにとっては、他人の子供を育てる為に自分の子供や家族を犠牲せざるを得ず、かわいそうです。

仕事の重みはますます増えています、でも待遇がよくない。どう見てもストレスが増えているとしか思えません。厳しい現状にも耐えて、先生たちは一生懸命頑張ってますが、燃え尽きる先生たちがどんどん増加しています。(すべての先生たちがこうだとは思いませんし仕事を頑張らない先生もいると思いますが、一般的に考えると現状はこうだと思います。)

日本では生徒の学力が下がっています。この理由は複雑だと思いますが先生の仕事が大変で教科より日本人としての教育に集中せざるを得ないのが原因ではないでしょうか?

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