2010年6月11日

言語習得 Part 1

人間が言語を自然に身に付ける方法と日本の英語教育を比べたいと思います。

赤ちゃんがどうやって母国語を話せるようになるかを簡単に考えると最初は周りの人、特に親や家族の話を聞きます。それから聞いている言葉の音を真似しようとします。どんどん真似していくと言葉を作れるようになって、言葉を真似できるようになります。そのうち、言葉を意味や物につなげて、聞いてる事を真似しながら短い文を言えるようになります。3〜4歳になれば子供は日常生活のことを話せるようになります。小学校に通うようになるとと、漢字や文法を学んで、もっと難しい事を正しく話せるようになります。

日本では英語教育は5、6年生の時に正式に始まります。学校によってもっと早く始まることもありますし、小学生になる前から英会話教室に通う子供もいます。小学校の英語教育では生徒に英語を紹介し、音を真似して言葉に意味をつなげて簡単な台詞や文を言えるようにします。中学校に入るとアルファベットや単語や文法を学び始めます。

この2つのやりかたの違いは分かりますか?大事な部分がぬけいるでしょう?

子供が自然に話せるようになってから文法を学びます。他の子供や大人と会話ができる所からもっと正しく丁寧に話せるようにルールを教えます。これにたいして、日本の英語教育では、まだ会話ができる段階にない生徒に文法を教えます。こうすると子供たちは言いたいことを間違っても話すより、ルールに囲まれて正しく話さなければ行けないと思い込みます。そのせいで、正しく言えないから何も言わない生徒が増えています。

6年以上英語を学んでもアメリカの小1、2年生レベル以下の会話しかできない日本人が多すぎます。それは今日書いた事にも関係ありますが他の理由もあります。その理由は続きに

2 件のコメント:

  1. Hi,Aoyama81
    早く続きが読みたいです。

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  2. Davidさんはいいブログを作りました。話題は教育といい読み物と思います。そのうちに全部のポストを読みます。

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